9月25日(金)、小田急線鶴川駅にある「和光大学ポプリホール鶴川」の地下2階ホールにて、認知症をテーマにした映画『ペコロスの母に会いに行く』の上映会が催され、上映後に当院の精神科 遠藤多香子医師の講演がおこなわれました。

町田市鶴川では「グローイングアップ映画祭~鶴川ショートムービーコンテスト」というイベントが今年から始まりました。このイベントの一環として月に1度行われている「月イチ映画上映会」では、エンターテインメントとしての映画・動画を見たうえで、そのテーマについてより理解を深めるため、専門分野の方に詳しい話をしてもらう、という催しをおこなっています。

この映画『ペコロスの母に会いに行く』は、漫画家の岡野雄一氏が自身の経験をもとに描いたエッセイコミックを映画化したもので、2013年には数々の賞を受賞したためご存知の方も多いとおもいます。

話題作であることと、「認知症」という関心の高いテーマであったため、当日は悪天候にもかかわらず275名の住民の方々が集まりました。

その後おこなわれた当院精神科医師による講演会「認知症について考える」には、平日の夕方という忙しい時間にもかかわらず、来場者の約半数が参加し、遠藤医師の詳しい解説に耳を傾けていた。

また、同施設にある交流スペースでは、当院の栄養科による栄養相談会と、鶴川地区の高齢者支援センター(包括支援センター)による介護相談などがおこなわれました。

「認知症」をテーマとした講座や講演は数々おこなっているが、このようにエンターテインメントとのコラボレーションは初の試みで大変意義深いものでした。今回のように地域のイベントと協力し、認知症疾患医療センターとして今後も積極的に「認知症」に関する啓蒙活動を推進していきたいとおもいます。

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