6月18日(木)、今年度第1回目となる『鶴川圏域合同地域ケア会議』が開催されました。

メイン会場の鶴川市民センターとサテライト会場の鶴川サナトリウム病院との2ヵ所に加え、今回より特養やデイサービス、高齢者支援センター(包括支援センター)などを併設している「第二清風園」の3ヶ所の会場をテレビ会議システムで繋ぎ、総勢221名の医療・介護・福祉・行政関係者が参加しました。

『合同地域ケア会議』とは、地域包括ケアシステムの推進を目指し、高齢者が住み慣れた地域で生活を継続していくために、医療・介護従事者が相互理解の下、密接に連携し合い、力強い支援体制を構築していけるよう、高齢者支援センターが中心となり定期的に開催されている会であり、当院も昨年度より企画運営部会のメンバーとして携わっています。合同地域ケア会議20150618-01

今回は、『緊急時、何を備え、何を活かすか?』というテーマの元、各職種それぞれの立場や職域に応じた患者・利用者の「緊急事態」についての意見交換をおこないました。

ひとえに「緊急」といっても、職種や立場、患者・利用者の状況によって千差万別であるが、関わる人がネットワークを構築し、情報を共有、そして緊急度が高まる前の予防をおこなっていくことが大切であると再認識されました。

また、グループワークに先立って、今年度から町田市医師会より各医療機関に配布されている「救急医療情報キット」についての説明がおこなわれました。

「救急医療情報キット」とは、緊急時に救急隊員などが迅速に必要な対応が出来るよう、自身の病状や常用薬、かかりつけの病院といった医療情報などを記載した用紙を保管する円筒状の容器です。このキットは、町田市医師会より各医療機関を通じて、75歳以上の単身高齢者や日中独居高齢者、医師により必要と判断された者への配布が推奨されていますが、現状ではまだまだ普及が進んでおらず、この場で参加者へ再度周知徹底がおこなわれました。また、同時にこのキットの効果的な使用方法や、考えられる不具合等についてもグループワークにて意見交換と情報共有が図られました。

今回の「合同地域ケア会議」には、地域の医療・介護・福祉の関係者のみならず、地域の消防署の担当者や、町田市に隣接する多摩市の行政担当者も傍聴に訪れていました。

こうした場で多職種が顔の見える関係を構築し、「気づき→つなぐ→つくる」のネットワークが動きだしていることから、今後の鶴川圏域の多職種連携には大いに期待できると考えています。IMG_9889合同地域ケア会議20150618-02