軽い認知障害があるものの、日常生活には大きな影響がない状態を指す MCI(軽度認知障害)。 健康な状態と認知症の間の症状、認知症の前段階として考えられています。
MCI は適切に対処することで認知機能の改善、維持、認知症への移行リスクを減らすことが できるといわれており、それぞれの状態に応じた適切な対応が求めらています。
MCI トレーニングスタジオ「ASMO」では、そういった方々に対し、認知症の遅延と予防、心身機能の維持・改善を目指すプログラムを当院の作業療法士を中心とした専門職が提供するト レーニングスタジオです。
MCIと診断されても
立ち止まることなく
明日の可能性を広げることを諦めないで欲しい
今できることをやって
明日も、未来も、あなたらしく過ごしてほしい
そんな思いから「明日も(あすも)」と名付けました
ご利用日時 | 毎週火曜 午前・午後 どちらかの3時間 |
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場所 | 当院 通所リハビリテーション施設 |
定員 | 午前・午後 各10名 |
期間 | 6ヶ月程度 |
保険適用 | 医療保険 ※介護保険は必要ありません |
※原則見学体験を行なっていただきます
ASMOをご利用いただくための要件や注意事項の確認及び見学が可能
診断のための検査・診察・血液検査・頭部CT・MRI・心理検査
紹介状の準備
必要な方のみ
1割負担 | 3割負担 | |
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初診・検査費用 | 5,290円 | 15,860円 |
利用料金 | 370円/回 | 1,100円/回 |
自立支援医療制度のご利用もできます(申請についてはお問合せください)
午前 | 9:30~12:30 |
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午後 | 13:30~16:30 |
軽度認知障害(MCI)と診断されると、「すぐに認知症になってしまう」と感じてしまうかも知れません。確かに、軽度認知障害(MCI)は認知症の手前の段階とされていますが、本格的な認知症を発症する前に気づけたということは、改善の可能性もそれだけ大きいということです。
「明日もあなたらしく」をモットーに、利用者さまの声を積極的に取り入れ、彩りのある生活ができるよう、スタッフ一同取り組んで参りたい思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
認知(Cognition)と運動(Exercise)を組み合わせ「Cognicise(コグニサイズ)」と名付けられました。名前のとおり、体を動かしながら筋力の強化や機能維持をはかりながら、計算やしりとりといった認知トレーニングも行い、脳の働きを活性化させて認知症の発症を遅らせるメソッドです。
本山式筋力トレーニングは、ボディビルダーの本山輝幸氏(総合能力研究所所長)が考案した認知症予防のためのトレーニング方法で、脳と筋肉の感覚神経をつなげることにより、脳の代償作用と覚醒作用を促し、認知機能の改善を目的とした筋力トレーニングです。
道具や椅子を使い、ゆっくりとした動きを呼吸に合わせて行なうヨガです。身体機能の向上、運動機能障害の防止、改善が期待できます。深い呼吸や体を無理なく伸ばすことが前頭前野の働きを促します。
カホンは箱型で、楽器自体に座って楽器の側面やその縁を素手で叩いて演奏する楽器です。脳活性や、リズム曲を覚えることでの記憶力の改善にも期待ができます。また、リズム運動は脳内のセロトニン分泌を促進させるので、心の平穏などの効果にも期待ができます。
呼吸の質の低下は心身のバランスを乱し、うつやストレス、不定愁訴の原因になるともいわれています。音楽に合わせて呼吸し、心身のバランスを整えていきます。
「時間」「安全に運動が得られる」効率の良いウォーキングスタイルが、ポールウォーキングです。メタボリックシンドローム、ロコモティブシンドロームの予防、改善、転倒予防、身体バランスの改善、筋バランスの改善のための身体活動法です。
認知症発症と栄養不足には深い関係があると言われています。当院の管理栄養士が栄養状態や、生活習慣病予防効果のある栄養の摂り方などを指導いたします。