3月28日、第3回『町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト 多職種連携研修会』が町田市医師会館でおこなわれました。
プロジェクトの一環として開催された本研修会に当院の小田切統二院長と関係職員が参加しました。研修会は町田市の石阪丈一市長と町田市医師会の川村益彦会長のあいさつで始まり、北里大学病院の小野沢滋先生による「認知症初期段階からの治療介入による有効性について」という基調講演がおこなわれました。
その後、当院が町田市と連携しておこなっている「認知症初期集中支援チーム」の活動報告をおこないました。チームの紹介や具体的な活動事例が報告され、市内4圏域のうちでは最も早くスタートしたこともあり、会場からは多くの質問があがりました。また、会の後半では、多職種によるグループワークがおこなわれ、活発な意見交換がおこなわれました。
チームケアで医療と介護が連携することで、医療・介護従事者が互いに「聞ける環境」をつくりだし、患者さまやご家族に必要なケアを早期に、統合的におこなうことが重要であり、町田市内ではこうした研修会や地域ケア会議などが積極的におこなわれています。そういった中で当院も引き続き関係機関との連携を強化していきます。