鶴サナだより〈病院ブログ〉

「地域交流セミナーと体操教室」

公開日 2022/02/22 未分類

5月23日(土)、当院近くにあるサービス付き高齢者向け住宅の悠楽里まちだスカイビューにて「地域交流セミナー」をおこないました。

当該施設の内覧会に合わせて、当院の医師による講座を開催して欲しいとの強い要望がありこのセミナーが実現しました。セミナーの中では、内科部長 藤澤医師による講演『疾患としての認知症~雑多な情報が蔓延する中で』と、栗本理学療法士による『手軽に出来る健康体操』をおこないました。

藤澤医師の講演は認知症の基礎知識にとどまらず、多くの方がメディアを通じて「認知症」についての知識・情報を得ている中で認知症専門病院の内科医として、自身の見解を分かりやすく説明しました。メディア等では様々な事が言われており、まさしく「雑多な情報が蔓延する」状況だが、つまるところ健康的な生活を心がけることが予防につながるのではないかという先生の見解に、参加者たちは頷きながら耳をかたむけていました。また、講義の中では認知症の人への接し方についても触れ、10項目の注意点の説明の後にそのまとめとして、何も特別なことはなく普通の人との接し方と変わらず、相手のことを尊重し、思いやる気持ちが大切であると自身の考えを力説していました。

後半の体操教室では、理学療法士の栗本が家庭で手軽に出来る健康体操を参加者と共に実演し講義をおこないました。体操は多くやればいいというわけではなく、自分に合った回数を毎日おこなうことが大切であり無理のない体操を参加者に呼びかけていました。今後も地域の要望に答え、様々な場所に出向いてこのような講座をおこなって、地域との連携を促進していきたいと思います。IMG_0946悠楽里セミナー20150523-03

「看護フェスタ 開催」

公開日 2022/02/22 未分類

5月9日、小田急線鶴川駅近くの「和光大学ポプリホール鶴川」にて、看護フェスタを開催しました。昨年に引き続き町田市高齢者福祉課の後援の元、今回初めて町田市鶴川第1高齢者支援センター、町田市鶴川第2高齢者支援センター、町田市認知症友の会など様々な団体と協力して開催しました。

1階交流スペースでは、看護師による健康相談や血圧測定、その他コメディカルスタッフによる各種相談や健康補助食品の紹介などの他に、ハート型の風船を子供たちに配るなどして、会場は大いに賑わいました。

3階多目的室では、町田市鶴川第2高齢者支援センターのセンター長である松坂剛志氏を講師に迎え、「認知症サポーター養成講座」を開催しました。地域の関係機関との連携をさらに強化した看護フェスタとなりましたが、『看護の日』の根底にある「看護の心、ケアの心、助け合いの心」を分かち合うきっかけとなるよう、来年以降も引き続き地域の協力を 得て開催していきたいと思います。

IMG_0624IMG_0601

 

 

「多職種連携 研修会参加」

公開日 2022/02/22 未分類

3月28日、第3回『町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト 多職種連携研修会』が町田市医師会館でおこなわれました。

プロジェクトの一環として開催された本研修会に当院の小田切統二院長と関係職員が参加しました。研修会は町田市の石阪丈一市長と町田市医師会の川村益彦会長のあいさつで始まり、北里大学病院の小野沢滋先生による「認知症初期段階からの治療介入による有効性について」という基調講演がおこなわれました。

その後、当院が町田市と連携しておこなっている「認知症初期集中支援チーム」の活動報告をおこないました。チームの紹介や具体的な活動事例が報告され、市内4圏域のうちでは最も早くスタートしたこともあり、会場からは多くの質問があがりました。また、会の後半では、多職種によるグループワークがおこなわれ、活発な意見交換がおこなわれました。

チームケアで医療と介護が連携することで、医療・介護従事者が互いに「聞ける環境」をつくりだし、患者さまやご家族に必要なケアを早期に、統合的におこなうことが重要であり、町田市内ではこうした研修会や地域ケア会議などが積極的におこなわれています。そういった中で当院も引き続き関係機関との連携を強化していきます。

IMG_0066 IMG_0059