12月27日(金)町田市役所

町田市認知症地域支援推進員向けの研修会を市の委託で開催しました。

認知症地域支援推進員とは、地域包括支援センターや認知症疾患医療センター等に配置され、医療機関や介護サービス及び地域の支援機関の間の連携を図るための支援や、認知症の人やその家族を支援する活動を行う人のことを言います。

日常の高齢者支援の中では認知症だけでなく、統合失調症・うつ病といった気分障害のほか、アルコール性障害などの精神疾患のある高齢者に対応する場合も増加傾向にあります。疾患によっては対応も異なり、見極めが重要となっています。

今回は当院の精神科医長 奥村武則医師が、認知症と誤認しやすいその他の精神疾患についての講義を行い、推進員を中心に30名が参加しました。地域の認知症医療の中核を担う医療機関として、専門職への啓蒙にも力をいれていきたいと考えています。