1月の市民公開講座は稲城市立iプラザにて
当院臨床心理士 瀬川千尋が、高齢者のこころとケアチラシのサムネイル
老年期にみられるこころの病気とケアについてお話させていただきました。

認知症やうつ病は特に老年期に問題となりやすい精神疾患で、臨床心理士は心理検査やカウンセリングによって問題の状況や課題を明らかにし、心理的側面から、その人らしく生きて行けるよう援助を行っています。

講座では実際に行なわれている心理療法の中から
「子供のころの遊びの思い出」
をテーマにグループ回想法を行いました。

回想法は、当時使っていた玩具を実際に触り、遊ぶことによって脳が活性化され、自信・自尊心の回復、情緒の安定などに効果的で、より深く自分を知ることで、ケア向上のヒントに繋げていくことができると考えられています。
加齢によるストレスへの対処法についてグループで意見を出し合い、会場では様々な声が聞こえる一体感のある講座になりました。

次回の市民公開講座は2月7日(金)13:30~
「認知症と老年期うつ病」まちだ中央公民館です。
ご予約はホームページからも承っておりますので是非ご利用くださいませ。