知症の人や家族が安心して暮らせる地域であるためには、何が必要なのか。当事者だけでなく、様々な分野の先駆者が集まって話し合う
まちだDサミット2が昨年に引き続き開催されました。
「認知症の方にやさしい“まちづくり”」の為に一丸となる日とも言えます🍊
福祉ジャーナリスト 町永俊雄氏による基調講演、市内に暮らす認知症の人のありのままの暮らしを撮影したドキュメントムービーの上映、NPO法人町田市つながりの開DAYSBLG!理事長 前田隆行氏とのディスカッション

認知症当事者の生活の場面で暮らしやすいまちになるための9つのセッション
<テーマとファシリテーター>
カフェ   平田容子  NPO法人ひまわりの会「まちの保健室」発起人
しごと   松本礼子  HATARAKU認知症ネットワーク代表
学ぶ    浅沼直樹  町田市福祉サービス協会小山田在宅高齢者サービスセンター

介護施設  久松信夫  桜美林大学健康福祉学群 教授
家族の視点 佐藤美由紀 佐久大学看護学部教授
病院    村山秀人  鶴川サナトリウム病院 医療相談室ソーシャルワーカー

お金のこと 熊倉千雅  東京社会福祉士会 権利擁護センターぱあとなあ東京 センター長
お出かけ  能勢光   株式会社アイペック リハビリデイサービス施設長
買い物   岡田誠   認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ共同代表理事

と盛りだくさんの内容です。

当院は「病院」セッションです。
地域の精神科・内科・薬局・歯科の先生方が集まり、必要な地域医療とは何か、モデルケースから視点別に話し合われました。

この催しの中核にあるのは、”認知症にやさしい”というイメージが人によってバラバラにならないよう制作された「16のアイ・ステートメント」。

メッセージポスターが街中に貼られていることから、様々な場面における理解や支援の広がりを感じました。
「病院」として、早期受診を促し、その後の治療や暮らしについて当事者が主体的に考えられるアクションを今後も続けていきたいと考えています。