精神部門

「好き」「やりたい」「できる」をつなぐ

対象疾患

  • 認知症
  • 統合失調症・うつ病
  • 正常圧水頭症
  • 精神遅滞 など

作業療法

  • 生活リズムの改善、自己有能感の獲得、認知機能、身体機能維持
  • 認知症治療に特化し、さまざまなプログラムを実施
    「体操・歌・生け花・書道・回想法」
  • 退院支援・退院後の家屋調査など

スタッフインタビュー

作業療法士 Iさん

入職のきっかけ

学生時代の臨床実習で認知症治療病棟を有する病院に実習に行き、認知症の患者さまと多くの関わりを持ちました。
実習開始時では、関係性の構築が難しく、やり取りが上手く行かず挨拶をすることが難しかった患者さまが、長期の実習の中で少しずつ関係性が構築でき、実習終了時に穏やかな交流を図ることができたことに心を動かされました。精神科領域に興味を持っていたこともあり、認知症治療病棟もある当院に入職を決めました。

当院に入職して良かったこと

当院の特徴として、精神科領域と身体障害領域、2部門に作業療法士が在籍しています。また、理学療法士、言語聴覚士も在籍しています。
日々の業務の中で、機能訓練のアプローチ方法や、その先のADL動作へ繋げる方法を身障部門のリハスタッフと直接話し合えることが良かった点だと感じています。また、希望を出せば精神部門、身障部門どちらも経験できることも、大きな魅力であると感じます。私自身も精神科領域のOTとして6年間勤務した後に、身体障害領域のOTとして従事しています。
若手スタッフが大半ではありますが、中には30年以上の臨床経験を持つ大先輩が在籍し、幅広い世代で、部門に関係なく話し掛けやすい環境であることも良かった点だと思います。

認知症の患者さまと関わることで成長したこと、学んだこと

大切にしている点は、認知症という疾患以上に患者さまひとりひとりに合わせたリハビリテーションを提供することだと思います。
病前の職歴や生活してきた環境、性格によって一人一人適応する活動内容や好みが異なります。

音楽、体操、手作業など、適応する作業活動に加えて、生活歴や行って来た趣味を確認し、作業提供することで、より多くの反応を引き出すことや、関係性の構築に繋がっていきます。つまり、認知症という「病」を診るのではなく、「人」を見ることが、作業療法士として大切な視点であることを学びました。

よくある質問

身障部門と精神部門のどちらも経験することはできますか?
大歓迎です! スタッフ面談を行いながら、出来るだけ希望に添える配属となるよう調整しています。強制的なローテーションは行っておりません。
どのようなプログラム(活動)を行っていますか?
音楽活動(歌、楽器)、体操、脳活性、生け花、手作業など。
一度に何名くらいの患者様を対象に行っていますか。
大集団は30~50名、小集団は5~10名程度です。

採用に関するお問い合わせ〈総務課採用担当〉

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[担当]総務課 採用担当
[メールアドレス]turusana-saiyou@ims.gr.jp
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