スタッフ数 76名(・理学療法士…36名 ・作業療法士…34名 ・言語聴覚士…6名) ・助手/事務…4名 令和7年5月現在
当院は、東京都町田市に位置し、長年にわたり「東京都指定認知症疾患医療センター」として、認知症医療を中心に地域医療を支えてきました。しかし、地域の高齢化が進む中で、認知症だけでなく、身体合併症や急な病気・ケガへの対応、そして自宅や施設へのスムーズな退院支援まで、一貫した医療を求める声が年々大きくなっています。そうしたニーズに応えるため、2024年5月に一般病棟、同年8月に回復期リハビリテーション病棟を新設し、これまでの維持期・難病・精神科・認知症に加え、リハビリテーション医療のフィールドを大きく広げました。これからの医療現場では、「高齢化・複合疾患時代のリハビリ」を実践できる力が求められます。当院では、幅広い疾患・病期を経験しながら、知識も技術も人間力も、ここでしっかり身につけていけます。さらに、東京都指定認知症疾患医療センターならではの認知症ケアについても、現場で学びながらスキルアップできるのが大きな特徴です。「リハビリ職として、幅広い力を身につけたい」「患者さまにしっかり向き合える現場で働きたい」という方にはピッタリの職場です。患者さまの笑顔を引き出し、「この病院に来てよかった」「このセラピストに担当してもらえてよかった」と思ってもらえる病院を、ぜひ一緒につくっていきましょう!
当院のリハビリテーション科では、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)が入院・外来・通所・訪問といったさまざまな形でリハビリテーションを提供しています。PT・OTは5つのチームに分かれ、それぞれが入院患者さまの担当病棟を持ちながら、日々のリハビリを行っています。STは人数が限られているため、各スタッフが専門性を活かして病棟を分担しています。
また、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーション、精神科ショートケアにも力を入れており、地域にお住いの皆さまにもリハビリサービスを届けています。
当院では、認知症のあるご高齢の患者様と関わる機会が非常に多くあります。現在の医療では、「高齢化」や「複数の病気を抱える方」が増えてきており、そうした方々を支えるリハビリの重要性がますます高まっています。
私たちは、専門的な知識や技術を磨くことはもちろん「人と関わる力」や「思いやりの心」も大切にしています。患者さまの人生に寄り添い、心に届くリハビリを提供できるセラピストを目指し、チーム全体で成長できる環境づくりを進めています。
理学療法 東京 第9号
「残存機能の向上が座位保持機能の改善に有用であると考えられた50歳代女性例」
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筋力や関節可動域の維持・改善および、何らかの原因で寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、歩くなどの動作が不自由になった患者さまの日常生活動作(ADL)の改善を図り、最終的にはQOL(生活の質)の向上をめざします。
一般病棟から回復期病棟、療養病棟と幅広い病期に対応でき、認知症や精神疾患に詳しいリハスタッフが寄り添いながらリハビリをしています。また、退院後のケアとして通所リハビリや訪問リハビリと連携し、一貫したリハビリを提供しています。
認知症や精神疾患、身体疾患を有する患者様に対して、主に情動の安定や気分転換、趣味や自己有能感の獲得、心身機能や日常生活動作能力の維持・向上を目的に集団または個別で活動を提供しています。その人らしさを尊重し、個々にあった様々なプログラムを実施することで、日常生活動作の向上や作業能力改善、精神機能向上をはかり、より良い生活が送れるよう援助していきます。
言語療法は、脳卒中などにより失語症や構音障害、高次機能障害となった患者さまに対し、個別で言語療法を実施し、コミュニケーション能力の改善を図ります。摂食機能療法では、言語聴覚士が患者さまの飲み込みの状態を評価し、「食」を安全に維持・向上、食べる楽しみを支援します。
外来では嚥下スクリーニング検査やVE・VF検査を実施。また聴覚相談窓口では聴力についてのスクリーニング検査を行い対応方法等の提案を行っています。